国家公務員Ⅰ種試験 (理工Ⅰ) 体験記

一次試験

5 月 2 日

世間では「ゴールデンウィークだ! 11 連休だ!」 とか言っている最中, 国家公務員Ⅰ種試験を受けてきた.

会場は H 大学内ので, H 大学は私の母校でもある.

午前試験は教養の部. 頭から順番にやっていくとどうしても時間が足りなくなるので, 時事→文章理解→(数学, 物理, 化学, 生物, 地学)→(その他選択問題で解けそうなもの)→資料解釈→数的推理→判断推理の順に解くことにしていた.

ところが, 最後の三つを判断推理→数的推理→資料解釈の順に解いてしまったため, 時間をかければまず正解できる資料解釈に回す時間が足りなくなってしまった. 結局, 1 割 5 分ぐらいは 5 択を 3 択位に絞ってからカンで解答することになり大失敗. 感触でいうと 5 割くらいの正答率か?

午後試験は専門の部 (理工Ⅰ). こちらは頭から順番にやっていくつもりだった. 例年通りなら, 必須問題→情報基礎→電気工学→情報工学 (ソフトウェア) →情報工学 (ハードウェア) の順に並んでおり, 今回もその通りだった.

数学のなんてことの無い問題に苦戦して, 時間がかなりかかってしまった. 何せ, せっかく計算したのに選択肢に答えが無かったということも何度かありかなり動揺したが, 誤答するよりはいいかと思い直して解き直す.

見直しに取れる時間が全く取れなかったため, こちらも厳しい結果に. 多分, 6 割も取れればいい方だろう.

公務員試験は, 午前, 午後とも足きりラインが 4 割で, 合格ラインが, 例年だと 6 割から 7 割といわれている. 今回の結果は 6 割にも満たないと思われるので, 多分落ちたかな.

...Ⅱ種試験に備えるか.

5 月 3 日

昨日受けた国家公務員Ⅰ種試験の回答が, 今日の午後 3 時より Web 上で発表されたので, 午後 8 時頃に正答番号表を手に入れ自己採点してみた. 結果は次の通り.

教養試験
分野 出題数 解答数 正答数
合計 55 45 26
時事 3 3 2
文章理解 8 8 5
判断推理・数的推理 10 10 5
資料解釈 4 4 2
選択・理系 10 10 6
選択・文系 20 10 6
専門試験
分野 出題数 解答数 正答数
合計 175 40 26
工学に関する基礎 20 20 14
情報基礎 5 5 4
電気工学 5 5 2
情報工学(ハードウェア) 5 5 2
情報工学(ソフトウェア) 5 5 4
その他選択問題 27 分野 135 0 0

単純に正答率だけで見ると 52÷85 = 0.6117, 単純に配点比率 (教養):(専門) = 2:3 の重み付きで計算すると, {2×(26÷45) + 3×(26÷40)}÷5 = 0.6211 となり, 合否は微妙な位置にあるようだ.

5 月 13 日

S 市で開かれた官庁合同業務説明会に参加した. いろいろと有意義な話を聞くことができた.

7 つの省庁の話を聞いたが, 特に J 庁の話に興味を持ったので, 最終合格したあかつきには必ず訪問しようと決めた.

5 月 14 日

今日は, 国家公務員Ⅰ種試験の一次試験の合格発表だった. そのためあってか, 昨夜は緊張して眠れなかった.

午前 9 時に専用 Web ページ (どこからもリンクされていない... はずだったが, LEC からはなぜかリンクされていた.) にて合否の確認...

あった! 小さくガッツポーズ.

曲がりなりにも, 毎日試験対策をし, 欠かさずゲームをやっていた(←?)ことがやっと実を結んだ.