国家公務員Ⅰ種試験 (理工Ⅰ) 体験記

官庁訪問・採用面接

6 月 22 日

北斗星に揺られて 9 時 48 分に上野駅に到着. そのまま浅草橋駅を経由して, 東京隅田川ユースホステルに荷物を預け, 霞ヶ関方面へ出かける.

官庁訪問. 今日は A 庁 (本命) を訪問した. 今回は業務説明と自己紹介程度の面接に終わる. 次の面接予定日が 6 月 24 日であることを告げられた.

6 月 23 日

今日になって, 国家公務員Ⅰ種の合格通知書が家に届いたとの連絡が母からあった. 席次は上位 3 分の 1 に入るという望外な結果だった.

官庁訪問. 午前 10 時ごろに B 省を訪問した. 現課の方 2 名と面接したが, 受け答えがきちんとできなかったので, 嫌な予感がした... 最後に若手の職員が来てこの一言.

本日の面接はこれで終了です. また何かありましたら御連絡を差し上げます.

午後 3 時を以って, B 省の採用の目は無くなった...

気を取り直して, 午後 5 時頃に C 庁を訪問. 現課の方 3 名と, 人事課長と面接したが, こちらもうまく受け答えができなかった.

C 庁は「来られるときに来なさい」というスタイルだったが, おそらくこのまま続けても採用されないと思ったので, 本命の A 庁一本に絞ることにした.

6 月 24 日

官庁訪問. 午後 3 時頃, A 庁へ 2 回目の訪問. 現課の方 1 名と面接した後, 採用担当と呼ばれた 2 名と 2 対 1 の面接. 誠実に受け答えをしてきたつもりだ.

最後に採用担当課長から次の一言.

合格ならば, 明日御連絡を差し上げます. 何もなければご希望に添えなかったということです.

内々定の解禁日が 7 月 2 日であること, 今日と明日は人事院規定により, 続けて訪問できないことを考えると, この言葉は不採用を表すことに他ならない. いちおう明日を待つことにした.

6 月 25 日

待ち人来ず... こうして官庁訪問は失敗に終わった.